芋蔓読書

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番外編

〜芋蔓〜#本のときめきタイトル10選から〜


1年近くこの企画をあたためて(?)いた間に、いろんなときめきタイトルに遭遇した。
列記する。
どれも読んでいない。


(11)元気で大きいアメリカの赤ちゃん(原題はNice Big American Baby)
(12)君は永遠にそいつらより若い
(13)放っておけば、やがて未来
(14)怪力の文芸編集者
(15) 妻の帝国
(16)写真と童話で訪れる高尿酸血症と奇岩・奇石



13と14は同じ中原昌也で、13を知っていいなと思って検索して14を知った。
よくよく調べたら短編のタイトルで、両方とも「ニートピア2010」という単行本に収録されているようだ。
16は全然ときめかないが、目を疑った。「高尿酸血症」さえなければ、「写真と童話で訪れる奇岩・奇石」というのはあり得るタイトルとも思うが、「高尿酸血症」がはさまっているせいで、全ての単語の結びつきに無理が生じている。
シリーズで出ていて(というのもすごい)、真面目な本らしいが、自費出版でやってはどうか、という気もした。


写真と童話で訪れるアルプスと高血圧
写真と童話で訪れるアンコール遺跡群と乳がん―がんの予防と共存を考える
写真と童話で訪れる糖尿病性腎症とナイアガラ―インスリン発見のルーツを訪ねて
写真と童話で訪れる北欧(スカンジナビア)と関節リウマチの話
写真と童話で訪れるインスリンのふるさとデンマーク
写真と童話で訪れる熊野古道と慢性腎臓病―徐福 不老不死の薬を求めて
写真と童話で訪れる野口英世のふるさと―博士と考えるインフルエンザ
写真と童話で訪れる沖縄とメタボリックシンドローム


「タイトルだけ大賞」という賞でなんらかの賞を受賞しているようだ。
この賞はどちらかというと「笑い」という観点からの評価が高いようで、ときめきとはちょっと違うが、これはこれでおもしろい。


日本タイトルだけ大賞受賞作品


★2014年「人間にとってスイカとは何か」

★2012年夏の陣「月刊 円周率」

★2010年「ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話


などなど。