芋蔓読書

はてなダイアリーから引っ越しました

天理〈2〉人間誕生―心のまほろばー心の本 (1978年)


〜芋蔓〜「教祖様」から〜


天理教道友社 (1978/06)
天理〈2〉人間誕生―心のまほろばー心の本 (1978年)


天理教の創世記についてネットで調べていたら、天理教の出版社?から世界各地の神話、特に創世記や人間創造に関するものを集めた本(ムック)があることが分かりました。
表紙には、

ひとはどこから来て
なにをして
どこへ去るのだろう

とあります。興味ある問題です。
高校の生物の先生が、「生物学で明かしたいのはそれだ!」というようなことを言っていたことを思い出します。


人間はなぜ、どのようにできたのか。
各地の神話はそれぞれとてもおもしろい!!
この本から、一部をご紹介しましょう。


●人間のできかた(1)神様が創った
天理教は長くなるので、「教祖様」の記事をご参照下さい。
・中国の神話:土を練って。しかし、
 「『もっと、一時にたくさんつくる方法を考えなくては』
  彼女(女神)は山から長い藤づるをとってきた。
  それにいっぱいの泥をつけ、地面に一振りしてみた。
  したたる泥のひとつずつから人間が生まれて、たちまちにぎやかになった。
  女神はまた考えた。人間は死ぬ。そのたびに補充するのではたいへんだ。
  男と女を結婚させて、子供を産ませることにしてはどうだろう。」


これ、たいへん好きであります。
すごい雑というか、合理的ですね。
一方、


・ペルーの神話:神様は、
  「かたちのいい石を選んで手に取った。
   自分の姿そのままに、ひとりの人間を彫り上げたのだった。(中略)
   さらにいくつもいくつも、同じように、石で人間をこしらえていった。」


ひとりずつ石からつくられたようです。


●人間のできかた(2)自然と?できた。


というのを書こうと思いましたが、長くなったので後日・・・。


―――――――――――――――――――――――――
リンクは貼りませんでしたが、天理教の公式サイトから
定価(1,890円)で購入可能みたいです。


―――――――――――――――――――――――――


〜芋蔓〜「2007-06-13」に続くへ〜