芋蔓読書

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親鸞の浄土


山折 哲雄
アートデイズ
発売日:2007-08


親鸞について知りたいのだけれど、どれも読破できたことがない。
これは読破できそうだけど、あんまり・・・
基本的に著者と相容れないものを感じる。


宗教の最高形態は芸術である、そして芸術の最高形態は宗教である−そういう関係である。これは、ヨーロッパの一神教的な世界には見られない性格ではないかと思う。


うそだー
キリスト教に最も顕著に見られる性格だと思うがなー

親鸞」と自署した63歳のときの筆跡と、86歳のときのそれがほとんど変化していないのである。
(中略)
これは驚くべきことではないか。そんな例が果たして空海とか最澄日蓮とか道元に見られるのだろうか。細かく比較をしてみたわけではないけれども、あらためて比較をすると興味ある結果がでてくるかもしれない。


調べてから書けよ・・・


って感じで・・・。
その前に、親鸞は長生きって書いてたから、他の人の86歳のときの筆跡はないのだろうけど。
ひとつひとつはどうでもいいささいなことなんだけども、こういう取組み姿勢で本を書いているのかと思うと、読む気力がなくなってくる。