芋蔓読書

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僕はいかにして指揮者になったのか

〜芋蔓〜「より道・わき道・散歩道」から〜


佐渡 裕/はまの出版 (1995/07)
僕はいかにして指揮者になったのか



バーンスタインの弟子、世界の小沢の弟子という、国際的な指揮者である佐渡裕さんの自伝。
河合先生が、この本を読んで、佐渡さんが「僕のベートーヴェンはこれや」と言ったということに感心していたのと、私がもともと指揮者という仕事に興味があったので読んでみた。
おもしろい!映画化すべき!!


それはそれとして・・・
学生の頃はフルート科におられたそうですが、初めて会ったおじさんに「君は指揮者か?」と言われたというエピソードがある。
おじさんは朽木先生という人で、人間として生きていることの価値や意味、心が大切なんだという話をしてくれて、話そのものは特に目新しいものではなかったのに、涙が出るほど感動した、とか、「指導霊」が見える、というような話。
え?何?何の話?
で、インターネットという文明の利器のおかげで、そのおじさんは朽木丈人という人で、宗教法人GLAの創設者である高橋信次という人の弟子?ということが分かった。
著書も4冊ほどある。
うーん・・・ノーチェックな宗教団体だったが・・・読んでみたい・・・。
(ちなみに、佐渡さんは、この自伝の中で、特定の宗教は信仰していない、と書かれています)
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